聖書一日一章メッセージ集



1テサロニケ 4章

「あなたがたはどのように歩んで神を喜ばすべきかを私たちから学んだように、また事実いまあなたがたが歩んでいるように、ますますそのように歩んでください。」

                    (1テサロニケ 4:1)

 パウロはテサロニケ教会の人々の歩みを聞いて喜び感謝しましたが、主から彼らに遣わされた使徒としての責任を感じていたからでしょう、なおも彼らにどう歩むべきかを示し励ましました。しかし彼らの歩みはすでに正しい軌道に乗っていました。ですから、「あなたがたはどのように歩んで神を喜ばすべきかを私たちから学んだように、また事実いまあなたがたが歩んでいるように、ますますそのように歩んでください。」と励ましたのです。「私たちも、教会でも、家庭でも、こんな励ましのことばを語り、また聞く歩みができるようにお導きください。」と祈りました。パウロが彼らに命じたことは、きよくなること、互いに愛しあうこと、そして、落ち着いた生活をすること、の三つでした。「信仰をもっても欲望にひかれて汚れに向かう弱さを覚えます。常に御霊によって主を見上げ、主の愛を思い、ただ主をお喜ばせすることだけを考え、行うようにさせてください。」と祈りました。欲望に引かれてそちらに目を向けることが汚れへの入口です。私は、いろいろな欲に目を向ける無原則な生き方でなく、ただ主にのみ目を向ける原則が確立される生き方を求めます。兄弟愛はイエスさまのご命令でもありました(ヨハネ15:17)。仕事に励み自立した生活を整えることも大切です。このような生活にますます励む力は主の再臨と私たちの復活を信じる望みから来ます。「主よ。来たりませ。」

唄野 隆




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