1コリント 3章 「あなたがたは神の神殿であり、神の御霊があなたがたに宿っておられるのを知らないのですか。」 (1コリント 3:16) パウロは、コリントの人々に、“私はあなたがたに御霊に属する人のようには話すことが出来ない、肉に属する人、キリストにある幼子に対するように話す”と言いました。彼らを軽蔑したからではなく愛するが故でした。彼らに何とかして御霊の示す真理を悟ってもらいたかったのです。彼らを肉に属すると言ったのは、彼らが、自分はアポロ派だ彼はパウロ派だとか言って対立し、お互いの間にねたみや争いがあったからです。パウロは、“クリスチャンの働き人は、それぞれ、主から託された勤めに応じて、主のからだを建てるつとめに携わっている奉仕者であって、崇められるべきは、キリストのからだを育てられる主のみ、それぞれの奉仕者の働きは、終わりの日の審判によって明らかにされるのだ”と語りました。「私が植え、アポロが水を注ぎました。しかし、成長させたのは神です。それで、たいせつなのは、植える者でも水を注ぐ者でもありません。成長させてくださる神なのです。」と言うパウロのことばは、何らかの主の御業に召された者にとって肝に銘じておくべきことばです。そのようにして、神のしもべが建てあげるように召されている建物こそ、イエス・キリストを土台とし、神の御霊がお住まいになっているキリストのからだ、神の教会です。それは私たちだとパウロは言います。「あなたがたは神の神殿であり、神の御霊があなたがたに宿っておられるのを知らないのですか。」感謝し、自分を、そして教会を大事にしなければと思います。
唄野 隆 |