聖書一日一章メッセージ集
堺大浜キリスト教会聖書一日一章 箴言 6章 「命令はともしびであり、おしえは光であり、訓戒のための叱責はいのちの道であるからだ。」 (箴言 6:23) “軽々しく隣人の保証人となり、その口約束によって身の破滅の危機に直面したときには、あれこれ手段を考えないで、まっすぐ、当事者の所へ行って、許してもらうように。低姿勢で、ひれ伏してでも、どこまでもしつこく頼み込んで、自分を救え”と知者は勧めます。また、怠けて生活が苦しくなった者にたいしては、“誰かの助けを当てにしたり、借金やごまかしの工作をしないで、まっすぐに、一生懸命はたらいて、生活を整えるように”と勧めます。私も、楽をして何とかごまかしてうまくやろうという考えを捨て、正攻法で、事に当たろう、と思います。知者はまた、「主の憎むものが六つある。いや主ご自身の忌みきらうものが七つある。」と言って、高ぶる目、偽りの舌、罪のない者の血を流す手、・・・と七つの罪を列挙します。その前の、陰口、目配せ、ひそかな合図などで隣人を陥れ、争いを巻き起こす悪とともに、人と人との交わりを破壊する罪を並べ立てています。主は交わりを育てることを望み、交わりを崩すものを憎まれるのです。最後の部分は、見知らぬ女の魅力や美しさに惹かれ、隣人の妻と姦淫の罪を犯すことの危険です。異性の魅力は恐ろしいほど強く、よほど気をつけないと、不倫関係に陥ってしまいます。しかしそれは死をももたらす恐ろしいものです。それを避ける道は、主の教えを守って、その危険から、逃げ出すことだけです。「いつも、父の教え、母の命令に心を向け、その導きに従う者としてください。」と祈りました。 唄野隆 |