今日の聖書一日一章からのメッセージです



堺大浜キリスト教会聖書一日一章

                         箴言 2章

「わが子よ。もしあなたが、私のことばを受け入れ、私の命令をあなたのうちにたくわえ、・・・。」
              (箴言 2:1)

知者は、「わが子よ。もしあなたが、私のことばを受け入れ、私の命令をあなたのうちにたくわえ、・・・。」と語りだしましたが、ことばとか、知恵とか、英知とか、いろいろなことばを使いながら、実は、みことばを聞き、思い巡らし、主ご自身を知り、主と親しく交わるように勧めているのだと、受け止めました。彼は、“主のみことばを受け入れ、たくわえ、みことばを通して示される主に耳を傾け、心を向け、主ご自身を呼び求め、さがし求め、探り出すなら、本当に主を恐れることを悟り、主ご自身を親しく深く知るだろう”と語り、“お前もそのように主を知れ”と勧めます。すばらしい人格との出会いは、相手に対する恐れを伴ったきよい思慕を生み出し、さらに深い交わりを求めるように導きます。主を知らせていただくことは、一方的な神の恵みですが、主を知るとき、私たちは主を恐れ、主を愛し、主をさらに深く知りたいと願うようになり、主を求めるようになります。「主を恐れること」がその第一歩です(1:7)。イエスさまが「神の国と神の義とを第一に求めなさい。」(マタイ6:33)と言われたのも、そういう意味だと思います。そういう歩みは、主以外のものに心を向けることを避けます。主のまっすぐな道を嫌い、曲がりくねった道に興味を持ち、昔からの妻に飽き人妻に心を向けるような歩みは滅びに向かう道です。主を恐れ、いのちの道に歩み、ひたすら主を求め、より深く主を知っていく道に導いてください、と祈りました。

                           唄野隆



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