聖書一日一章メッセージ集
堺大浜キリスト教会聖書一日一章 詩篇 115 「主を恐れる者たちよ。主に信頼せよ。この方こそ、彼らの助け、また盾である。」 (詩篇 115:11) 詩人は、「私たちにではなく、主よ、私たちにではなく、あなたの恵みとまことのために、栄光をただあなたの御名にのみ帰してください。」と祈りました。私たちは目に見えるものに目を奪われ、自分の名誉や益になることを求める者ですが、この詩人は、主に目を向け、主のご栄光のみを求めました。主は目に見えませんから、この世のことしか眼中にない人たちは、主にのみ目を向けて歩んでいる人を見ると、愚かしく思い、「彼らの神は、いったいどこにいるのか。」と嘲り笑います。そういう嘲りのことばを聞いて、詩人は「私たちの神は天におられ、その望むところをことごとく行われる。」と信仰を告白し、「彼らの偶像は人の手の業である。口があっても語れず、目があっても見えない。・・・」と応えました。それでも、私たちもこの世に生きているのですから、この世の賢い人々の嘲りのことばを聞くと、心が動揺し不安や恐れを感じます。ですから、彼は「イスラエルよ。主に信頼せよ。・・・主を恐れる者たちよ。主に信頼せよ。この方こそ、彼らの助け、また盾である。」と信仰を励ましました。私たちも信仰を励ましあうことが大切だと示されます。互いに励ましあい、主を信頼しつづけるとき、「主はわれらを御心に留められた。」と告白できるようになります。そのとき、主にたいする賛美が湧き上がります。信仰に生きていることのしるしは賛美が湧き出ることです。賛美がないことは死んでいることです。私も、主を信頼し賛美に励みます。 唄野隆 |