聖書一日一章メッセージ集



堺大浜キリスト教会聖書一日一章

                       詩篇 113

「ハレルヤ。主のしもべたちよ。ほめたたえよ。主の御名をほめたたえよ。」
                     (詩篇 113:1)

「今からとこしえまで、主の御名はほめられよ。日の上る所から沈む所まで、主の御名がほめたたえられるように。」すべてのものを賛美に招く壮大な賛美の呼びかけです。そうです。主こそ賛美にふさわしい御方です。主を賛美するところで、すべてのものが安らぎ、平和を喜び、生き生きと生を楽しむことができるのです。私たちの歩みを賛美にあふれる歩みとしてください、と祈りました。詩人が主を賛美したのは、何よりも、主がすべての国々の上に高くいます至高の御方だからです。しかしそれだけではありません。「主は高い御位に座す」御方ですが、その主は「身を低くして天地をご覧に」なり、「弱い者をちりから起こし、貧しい人をあくたから引き上げ、彼らを君主たちとともに、御民の君主たちとともに、王座に着かせられる」憐れみ深い御方でもあります。私たちは、地位が卑しいから、学歴が低いから、財産がないから、と言って、落胆し、落ち込む者ですが、主は、人間的な差別を乗り越えて、どんな人をも御自分の子として重んじ、引き上げてくださいます。私たちも、主の愛されている大事な人として自分を大事にすることを学びたいものです。さらに、主は、「子を産まない女を、子をもって喜ぶ母として家に住まわせる」御方です。不妊の女サラはイサクの母となり、処女マリヤはイエスさまの母とされました。自分には何もできない、何ももっていない、と落ち込まず、人間的な限界を超えて実を結ばせてくださる主を信じたいものです。                   
                           唄野隆



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