聖書一日一章メッセージ集
堺大浜キリスト教会聖書一日一章 詩篇 106 「私たちの神、主よ。私たちをお救いください。・・・あなたの聖なる御名に感謝し、あなたの誉れを勝ち誇るために。」 (詩篇 106:47) 詩人はまず「ハレルヤ。主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。」と賛美します。主が、罪を重ねるイスラエルを顧み、救い出してくださったからです。彼は、「私たちは先祖と同じように罪を犯し、不義をなし、悪を行った。」と罪を告白します。救いは罪の告白から始まります。彼は、続いて、イスラエルが代々、罪を重ねてきたことを告白し、主のあわれみを思い返して歌います。罪の自覚と主の恵みを思い返すことが次のステップです。“先祖たちは、エジプトでの主の奇しいみわざを悟らず、紅海で主に逆らったが主は彼らを救われた、それなのに先祖たちは主のみわざを忘れ砂漠でモーセに逆らい金の牛を慕い主を忘れた、主が彼らを滅ぼすと言われたときモーセが彼らのために取り成し、彼らがその地の神々に従って主の怒りをまねいたときはピネハスが仲立ちに立った、主は彼らを滅ぼされなかった、それなのに彼らはメリバのほとりで水がないとわめき主を怒らせた、彼らは主のご命令に背きその地の人々の慣わしに従い主を怒らせた、こうして彼らは国々の民に征服された“と先祖代々の罪を告白し、それにもかかわらず、「主は、彼らのために、ご自分の契約を思い起こし、豊かなめぐみのゆえに、彼らをあわれまれた。」と主の恵みに感謝し、「私たちの神、主よ。私たちをお救いください。・・・あなたの聖なる御名に感謝し、あなたの誉れを勝ち誇るために。」と主を信じて祈りました。私たちも、罪を告白し、主の憐れみを信じて祈ります。 唄野隆 |