今日の聖書一日一章からのメッセージです



堺大浜キリスト教会聖書一日一章

                       詩篇 103

「主をほめたたえよ。すべて造られたものたちよ。主の治められるすべての所で。わがたましいよ。主をほめよ。」
                     (詩篇 103:22)

これは、多くの人々に愛唱された喜びの詩篇です。「わがたましいよ。主をほめたたえよ。」と呼びかけ、「主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。」と歌います。それは、私たちの罪とがを赦し、病をいやし、苦難から救い出し、恵みと憐れみを注ぎ、日々新しく造りかえてくださるかずかずの恵みです。そして、「主はすべてしいたげられている人々のために、正義を行われる。」と続けます。主はしいたげられている人々のためにさばきを行われますが、“それは冷酷なさばきではなく、恵みと憐れみに富むさばきだ、悪は取り除くが、私たちの罪にしたがい咎に応じた厳しい報いを与えるものではなく、私たちから罪を遠く引き離し、私たちを喜んで主に聴き従うようにするためのものだ”と言うのです。さらに続けて“私たちは、塵灰に等しく、その日は草花のようにはかないが、主の恵みはとこしえからとこしえまで永遠に続く、主の救いは確かだ”と賛美します。そして、その主の恵みをいただいて、主をおそれるようになり、主のみことばに聴き従い、みこころを行うようになった者たちに、主をほめたたえよ、と呼びかけます。深く豊かなすばらしい賛美です。アーメンです。この詩篇は、自分のたましいに賛美を呼びかけ、主を恐れるすべてのものを賛美に招き、天使たちにも賛美を求めています。私も、目の前の会衆、そして代々の聖徒たちが歌う賛美を自分自身の心の奥からの賛美として、彼らとともに主に向かって歌おう、と思い定めました。 
                            唄野隆



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