聖書一日一章メッセージ集
堺大浜キリスト教会聖書一日一章 詩篇 25 「あなたこそ、私の救いの神、私は、あなたを一日中待ち望んでいるのです。」 (詩篇 25:5) 詩人は、主が彼を愛し、彼とともにいることを願っておられると信じていました。そして、自分も、主とともに歩みたいと願いました。主に向かって、“私はあなたを仰いでいます、信頼します、待ち望む者です”と語りかけ、「主よ。あなたの道を私に知らせ、あなたの小道を私に教えてください。」と願いました。そして、「あなたこそ、私の救いの神、私はあなたを一日中待ち望んでいるのです。」と信仰を告白し、「あなたのあわれみと恵みを覚えていてください。それはとこしえにあったのですから。」と祈りました。しかし、そのとき、主とともにいるためには、自分の罪と咎とが処理されなければならないことに気づき、「主よ。御名のために、私の咎をお赦しください。大きな咎を。」と祈りました。そして、その罪咎を償うことは自分にはできないことを認め、“私の罪を赦してください”と祈りました。その祈りの中でも彼の目はいつも主に向かっていました。彼は、自分が罪人であることを認めても、そのことで主から目をそむけ、主の前から逃げ出すのではなく、いつも主を見上げ、主を求めました。「私の目はいつも主に向かう。」と告白し、「私に御顔を向け、私をあわれんでください。」と祈りました。私も彼のように自分の罪深さを認めながらも主に祈り告白します。「私はあなたを仰ぎ、あなたを信頼し、あなたを待ち望みます。私の罪を赦し、あなたの道を教えてください。あなたは私と親しくしご自身をお知らせくださる主です。」と。 唄野隆 |