聖書一日一章メッセージ集
聖書一日一章メッセージ集
堺大浜キリスト教会聖書一日一章 詩篇 １５ 「主よ。だれがあなたの幕屋に宿るのでしょうか。だれが、あなたの聖なる山に住むのでしょうか。」 （詩篇 １５：１） この詩は、「主よ。だれがあなたの幕屋に宿るのでしょうか。だれが、あなたの聖なる山に住むのでしょうか。」という問いかけと、正しく歩み、義を行い、心の中の真実を語る人。・・・」という答えの問答歌の形をとっています。この問いかけの中に、私たちの本当の願いが示されています。主の幕屋に宿り、主の山に住むことです。私たちは、まず、主の招きに応じて、一時的に主の宿に泊まり、さらに進んで、ずっと共に主とともに住む生活を望むようになるのではないでしょうか。そういう生活に入る者は、“その足が正しい道を歩み、口は真実を語り、舌は人をそしらず、手は悪を行わず、目は神に捨てられた人ではなく主を恐れる人に向かい、誓いを変えず、真実で、自分の利益を求めて賄賂を取ったりしない、そういう人だ”ということが示されます。しかし、正直に自分自身を省みるとき、自分はそういう人ではないし、いくら努力してもそうなれない、ということに気づきます。特に、ここに並べられた徳目のうちことばの問題が繰り返し語られていることが耳に痛く響きます。心の中の真実だけを語るのはいかに難しいことでしょうか。そうです。私たちは、根っからの罪人で、自分の努力でそういう人生を歩もうとしてもできないのです。しかし、主は、イエスさまの贖いによって私たちの罪を贖い、御霊によって私たちをそういう歩みへと向かわせてくださるのです。主の救いの御業を信じ、真実をもって主と共に住む生活を求めよう、と決心しました。 唄野隆 |
