今日の聖書一日一章からのメッセージです
堺大浜キリスト教会聖書一日一章 ネヘミヤ記 12章 「こうして彼らはその日、数多くのいけにえをささげて喜び歌った。神が彼らを大いに喜ばせてくださったからである。」 (ネヘミヤ記 12:43) 章の前半部分は祭司の名簿です。バビロン捕囚から解放されゼルバベルに率いられてエルサレムに帰ってきたヨシュアが大祭司であった時代、その子エホヤキムの時代、さらにその子エルヤシブの時代と、三つの時代の祭司たちの名簿が記録されています。エズラとネヘミヤはエルヤシブと同時代の人でした。後半部分は、エルサレムの城壁が完成し、それを奉献した喜びの祝いの記録です。ネヘミヤの個人的記録に基いて記されています。イスラエルは、まず、エルサレム周辺に住んでいたレビ人の中から聖歌隊員を探し出してきて、彼らをきよめ、聖歌隊を編制しました。民と城壁もきよめました。それから全体を2組に分け、一隊を城壁の上を右回りに、もう一隊を左回りに回らせました。それぞれに祭司たちがラッパやその他の楽器をもって加わり、歌い、演奏しながら、賛美の行進をしました。右回りの一隊の先頭にエズラが立ち、左回りの他の一隊のしんがりにはネヘミヤが従いました。町を取り囲む城壁を反対方向に行進した2組の聖歌隊は、ぶつかり合う前に城壁を降り、主の宮でそれぞれの定めの位置につきました。祭司たちやつかさたちもそれぞれの位置につき、聖歌隊は監督者イゼラフヤの指揮で賛美をささげました。こうして彼らはその日、数多くのいけにえをささげて喜び歌いました。それは「神が彼らを大いに喜ばせてくださった」賛美でした。主が喜ばせてくださる喜びが本当の喜びをもたらし賛美を生みます。私たちの賛美はどうか、問われます。 唄野隆 |