聖書一日一章メッセージ集
堺大浜キリスト教会聖書一日一章 ネヘミヤ記 3章 「こうして大祭司エルヤシブは、その兄弟の祭司たちと、羊の門の再建に取りかかった。・・・ 彼の次にエリコの人々が建て、その次に、・・・。」 (ネヘミヤ記 3:1,2) 主を仰いで、エルサレムの城壁再建を呼びかけたネヘミヤに応えて、大祭司エルヤシブをはじめイスラエルの帰還民の多くが城壁再建工事に取りかかりました。まず大祭司エルヤシブが羊の門に取りかかり、それを聖別して工事を始めました。リーダーが先頭に立ち、まず主にささげるいけにえの羊が入る門を再建したのです。主第一の姿勢がうかがわれます。彼らの次にエリコの人々が建て、その次にイムリの子ザクルが建てた、と記されていますが、その後は、続けて、誰々の次に誰々と、工事に携わった人々あるいはその群れの名前が記されています。彼らは、隙間を残さないように、きちんと連携して作業を進めました。主のための奉仕は、隙間ができないよう、皆がしっかり連携して当たるものです。門など公共部門を修理した人もいましたが、自分の家の周りの工事に携わった人もいました。大きいことでも小さいことでも、その奉仕を主は喜んで受け入れてくださいます。娘たちが働いたことも記録されています。どんな人でも主のための働きには加わることができるのです。しかし、テコア人の中の有力者たちが協力しなかったことも記録されています。これが人間の世界の現実です。主のために働いた人とその仕事ぶりはすべて主に覚えられます。しかし、主のために働かなかったこともしっかり記録されるのです。このことを覚えて、今、与えられている仕事に忠実に励もう、と思いました。 唄野隆 |