聖書一日一章メッセージ集



堺大浜キリスト教会聖書一日一章

                     ネヘミヤ記 2章

「天の神ご自身が、私たちを成功させてくださる。だから、そのしもべである私たちは、再建に取りかかっているのだ。」
                    (ネヘミヤ記 2:20)

ネヘミヤが主に祈ったときからくしばらくたって、ネヘミヤが王に酒を注ぐ時がきました。そのとき、王は、ネヘミヤの顔に悲しみが現われているのを認めて、どうしたのか、と聞きました。彼がユダに帰った同胞たちの苦しみを聞いて悲しんでいるのだと答えると、王は何を願うのか、と聞いてくれました。彼は、主に祈り、自分をユダに遣わして彼らを助けさせてほしい、と王に願いました。王は、それはどのくらいの期間になるか、いつ戻るのかと聞き、快く許してくれました。ネヘミヤはその地の総督や王の財産管理人あての王の手紙を求めましたが、そのことも王は聞いてくれました。ネヘミヤは「私の神の恵みの御手が私の上にあったので」と記し、すべては主の御手の中で進められたと告白しました。こうして、彼は、ユダの地に行きましたが、ユダヤ人たちを支配下に置こうとしていたサヌバラテやトビヤなどその地のリーダーたちは、彼らの思いどおりにならないネヘミヤの到着で不機嫌になりました。そういう情況下、ネヘミヤはエルサレムに着くと、まず、誰にも意図を告げずにエルサレムの荒廃地を調査し、それから、主によって、エルサレムの城壁再建工事を始めようと呼びかけました。敵対者の嘲りにたいしては、「天の神ご自身が、私たちを成功させてくださる。だから、そのしもべである私たちは、再建に取りかかっているのだ。」と宣言しました。彼は何事も主を前にして行動する人でした。お前はどうか、と問われているのを覚えました。

                      唄野隆



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