聖書一日一章メッセージ集



堺大浜キリスト教会聖書一日一章

                     2歴代誌 34章

「彼(ヨシヤ)の生きている間、彼らはその父祖の神、主に従う道から離れなかった。」
                    (2歴代誌 34:33)

 マナセが死に、アモンの短い治世の後、ヨシヤがユダの王になりました。彼は、主の目にかなうことを行って、先祖ダビデの道に歩み、右にも左にもそれない生涯を送りました。マナセが悔い改めた後に幼少期を過ごし、その信仰を見て育ったからでしょうか。ヨシヤの主を求める熱心は彼が成人するにつれますます高まりました。彼はユダとエルサレムだけでなく、マナセ、エフライム、シメオン、さらには遠くナフタリの町々までも出かけて、偶像をのぞき、きよめの業を進めました。そして、エルサレムでは主の宮の修復に力を入れました。そういう彼に主は語りかけられました。主の宮の修理に当たっていた祭司ヒルキヤがモーセを通して語られた主のみことばを記した古い文書を発見し、それをヨシヤに届けたのです。彼は、その文書を読むとすぐ、主のみこころを求めて、女預言者フルダに人を遣わしました。フルダは、ユダが偶像礼拝を止めなかった罪のゆえに、主はこの地に災いをもたらされることを語りました。しかし、悔い改めて、主に立ち返り、主を恐れて歩み出したヨシヤにたいし、主は愛をそそぎ、彼の真実さに目を留め、“ユダへのさばきを変えることはできないが、ヨシヤの願いは聞く、彼には災いを見せない、彼はユダの王として葬られる”と仰せられました。そして、彼の生きている間は、ユダも主の道を歩みました。周りがどんなに罪深く滅びの道を進んでも、主を信頼し主を崇めて歩む一人の人が大きな働きをすることを覚えます。

                       唄野隆



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