今日の聖書一日一章からのメッセージです



堺大浜キリスト教会聖書一日一章

                     2歴代誌 32章

「おまえたちは何に拠り頼んで、エルサレムの包囲の中でじっとしているのか。」
                    (2歴代誌 32:10)

ユダがヒゼキヤ王に導かれ、主を崇め、王を信頼して一つになったとき、アッシリヤの大軍が攻め寄せてきました。対抗不可能と見える大勢力でした。ヒゼキヤは、城外の水源地をふさぎ、城壁を堅固にし、武器を調え、国民を軍隊式に編成し、敵の来襲に備え、民の指導者たちに、「恐れるな。彼とともにいる者よりも大いなる方が私たちとともにおられる。彼とともにいる者は肉の腕であり、私たちとともにおられる方は、私たちの神、主、私たちの助け、私たちの戦いを戦ってくださる方である。」と信仰による励ましを与えました。アッシリヤ王は、“ユダは何によって対抗しようとするのか。ヒゼキヤは主が救ってくださると言うが、アッシリヤの王の手からその民を救い出せた神々はいない”と嘲りました。ヒゼキヤ王と預言者イザヤは主に祈りました。主は御使いを遣わしてアッシリヤ軍を打ち、一晩のうちにアッシリヤ軍を壊滅させられました。具体的には伝染病によるものだったかも知れませんが、詳しいことは分かりません。アッシリヤ王は帰国し、そこで殺されました。このように、主を信頼したヒゼキヤは救いを得、周辺諸国の尊敬を受け、多くの国々が友好を求めてきました。また重い病にかかりましたが、主によって癒されました。その後、彼は傲慢になり、主の怒りを招きました。しかし、彼と民が悔い改めたとき、主はさばきを控えられました。主は、主を信じ、へりくだって主を仰ぐ者を救われます。お前は何に拠り頼むのか、と問われます。 
                       唄野隆



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