今日の聖書一日一章からのメッセージです
堺大浜キリスト教会聖書一日一章 2歴代誌 30章 「主がとこしえに聖別された聖所にはいり、あなたがたの神、主に仕えなさい。」 (2歴代誌 30:8) ヒゼキヤは信仰深い王で、即位するとまず、主の宮を修理し、祭司とレビ人を呼び集め、主を礼拝しました。罪のいけにえをささげ、全焼のいけにえをささげ、感謝のいけにえをささげました。彼は、さらにユダの民だけでなくイスラエルをも招いて、主の過越しを守ろうとしました。これは容易なことではありませんでした。全国民を呼び集めて過ぎ越しの祭りをするためには、祭司やレビ人の数が足りませんでした。ヒゼキヤの呼びかけを嘲り笑う人々もいました。しかし、彼の呼びかけに応じて、遠くからエルサレムに上ってきた人々もいました。こういう主を第一に考える人たちが、一つになって、種を入れないパンの祭り、つまり過越しを守りました。過越しの祭りは随分ひさしぶりのことだったので、どのように守るべきか分からず、不適切な守り方をしてさばきを受け、病気になった人も出ました。ヒゼキヤは彼らのために祈り、主はその祈りを聞いて彼らを癒されました。主は、主を第一にしようとする彼らの姿勢を喜ばれたのです。そして、その後、彼らは和解のいけにえをささげました。和解のいけにえは、共に主を崇め主の恵みに感謝し喜びあう交わりの中でささげられます。彼らの喜びは大きく、その祭りは延長されました。こうして、彼らは主を恐れ互いに愛しあう一つの集団になりました。アッシリヤに対抗する国民的一致が形造られたのです。すべて主の恵みによる備えでした。“お前は一致を守り育てるようにつとめているか”、と問われました。 唄野隆 |