今日の聖書一日一章からのメッセージです



堺大浜キリスト教会聖書一日一章

                     2歴代誌 28章

「これは、主がユダの王アハズのゆえにユダを低くされたためであり、彼がユダでほしいままに事を行い、主に対して不信の罪を犯したからである。」
                    (2歴代誌 28:19)

アマツヤを継いでユダの王となったアハズは、イスラエルの王の道に歩み、偶像を拝みました。エルサレムをはじめユダの町々に偶像をまつり、他の神々に香をたき、子どもたちに火をくぐらせさえしました。それで、主は、彼を多くの苦難に遭わせられました。彼が苦しみを通して救いを求め、主に立ち帰ることを期待されたのでしょう。アラムに攻められ、イスラエルとの戦いに敗れて、多くの民が捕虜にされました。しかし、彼は苦しみに遭えば遭うほど、ますます、偶像礼拝の深みに落ち込んでいきました。ユダがイスラエルと戦って破れ、イスラエル軍がユダから多くの捕虜を連れ帰ったとき、神の人が、なぜ同胞を捕虜にするのか、私たちにも罪があるではないか、と語りかけ、イスラエルのつかさたちが、彼らを釈放せよ、さもないと主の怒りが私たちの上に下る、と迫りました。イスラエルは彼らの勧めに従ってユダの捕虜たちを解放しました。ところがユダの王アハズは、なおも主に立ち返らず、アッシリヤ王の助けを借りてアラムとイスラエルに対抗しようとし、強国アラムの偶像礼拝を取り入れようとしました。主はこんなアハズにたいして、エドムやペリシテ人を送り、ユダを攻めさせ、彼らに悔改めを求められました。しかしアハズはますます深く偶像礼拝にのめりこんでいきました。悔い改めない頑なな心ほど恐ろしいものはありません。すなおな、悔い改める心を求めました。

                            唄野隆



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