聖書一日一章メッセージ集



堺大浜キリスト教会聖書一日一章

                     2歴代誌 26章

「彼は神を認めることを教えたゼカリヤの存命中は神を求めた。彼が主を求めていた間、神は彼を栄えさせた。」
                     (2歴代誌 26:5)

アマツヤが死んで、彼の子ウジヤがユダの王になりました。彼の統治は52年の長きにわたりました。彼は、父アマツヤと同じように、かたちの上では主の目に適うことを行いました。また祖父ヨアシュがエホヤダが生きている間は主の目にかなうことを行ったように(24:2)、神を認めるゼカリヤの存命中は神を求めました。主はウジヤを祝福し、彼によって、ユダを強大な国にされました。ウジヤは、エドムからエラテを取り戻し、ペリシテ人やアラビヤ人に勝利し、アモン人を従わせました。エルサレムの防備を硬くし、水貯めを掘り、牧畜を進め、農業を推進しました。そして、強大な軍事力を備え、軍制を整備し、新兵器まで備えました。ユダの国は強大になり、国民は平和と繁栄を手にしました。王としては、立派な成果を上げました。しかし、成功したときが危険なのです。彼は高ぶり、王としての権力だけでは満足せず、宗教上の力も求めました。イスラエルでは、王が国を治めましたが、主を礼拝することには祭司、レビ人が当たっていました。それなのに、ウジヤは自分が主の神殿に入って、自ら香を焚こうとしました。政治的支配者であるだけでなく、宗教的指導者をも兼ねようとしたのです。そのとき、祭司アザルヤが彼をたしなめ、聞こうとしない彼を主が打たれました。彼は、悪性の皮膚病にかかり、汚れた者となり、主の前から退けられました。恐ろしいのは高ぶりです。「へりくだって主を恐れることを教えてください。」と祈りました。

                      唄野隆



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