今日の聖書一日一章からのメッセージです
堺大浜キリスト教会聖書一日一章 1歴代誌 29章 「こうして、民は自分たちのみずから進んでささげた物について喜んだ。」 (1歴代誌29:9) ダビデは、主の宮を建てるのはソロモンだと示され、それを受け入れましたが、それでも主の宮を建てる働きに加えてもらいたいという願いをつよくもっていました。御霊の示しによると信じて設計図まで考えました(28:12)。主の宮を建てるのに必要な資材を力いっぱいささげました。そして、主の宮建設の大事業に、イスラエルの民もささげ物をするように招きました。心から喜んで、自分の持てる力一杯ささげる人の姿は多くの人の心をうつものです。だびでの招きに応じて、イスラエルのリーダーたちも力一杯のささげ物をしました。そのとき、「民は自分たちのみずから進んでささげた物について喜んだ。彼らは全き心を持ち、みずから進んで主にささげたからである。ダビデ王もまた、大いに喜んだ。」という光景が現れました。素晴らしい恵みの時であり、喜びの経験でした。そのとき、神の偉大さと、自分たちの無力さとを知り、すべての恵みが主の賜物であることを悟って祈るように導かれました(10~19)。これは、本気で主を愛し、進んで主にささげ物をする者お互いの間で経験できる喜びです。私たちも、このような喜びの交わりの中で主に仕える経験にあづかりたいものです。この恵みの経験の後、ダビデとイスラエルは、主に礼拝をささげ、主の御前で飲み食いして、喜び楽しみ、改めてソロモンの王位を確認しました。イスラエルから争いが消え去り、全土に全き平和が訪れ、ダビデは、平和と繁栄とに包まれて人生の最後を迎えました。 唄野隆 |