今日の聖書一日一章からのメッセージです



堺大浜キリスト教会聖書一日一章

                     1歴代誌 28章

「わが子ソロモンよ。今あなたはあなたの父の神を知りなさい。全き心と喜ばしい心持をもって神に仕えなさい。」
                     (1歴代誌 28:9)

ダビデは、イスラエルのいろいろな分野のすべての指導者たちを呼び集め、ソロモンが主の宮を建てることを告げ、彼らにその仕事への協力を求めました。彼は、主が彼を選んでイスラエルの王とされたことを証し、“自分は主の宮を建てたいと願っていたが、主はソロモンを選んで、ダビデの後継者とし、主の宮を建てる働きを彼に託された”と語りました。自分の願いによって動くのではなく、すべてのことは主の主権の下にあることを認め、それぞれの仕事は主の選びによって立てられた人によって進められるのだという信仰の告白でした。そして、ソロモンに、「わが子ソロモンよ。今あなたはあなたの父の神を知りなさい。全き心と喜ばしい心持をもって神に仕えなさい。」と命じました。主の御業に携わる者にとって大切なことは、自分の願いにより自分の能力に頼って事を進めるのでなく、主を知り主を愛し主のために喜んで事に当ることです。私たちにとっても同じです。主が私たちを選んでくださったことを確信し、主が与えられたことを、仕事としてではなく、まず主を知り、主を愛し、主のご本心を悟り、喜び、心からの感謝と喜びをもって、果たすことができたらどんなに幸いなことでしょうか。そういう人生に導いてください、と祈りました。ダビデは、実際に主の宮を建てるつとめはソロモンのものだと知りながら、主の宮を建てるための準備に励みました。出すぎではないかと思うくらい一生懸命でした。それほど深く主を愛していたのです。

                           唄野隆



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