今日の聖書一日一章からのメッセージです



堺大浜キリスト教会聖書一日一章

                     1歴代誌 26章

「門衛の組み分け。コラ人ではアサフ族のコレの子メシェレムヤ。」
                    (1歴代誌 26:1)

ダビデは祭司、聖歌隊に続いて、門衛を任命しました。門衛には、ケハテの流れのコラ族のメシェレムヤの兄弟と子ら、そしてオベデ・エドムの子たち、メラリ族からはホサの子たち、が任命されました。コラは、モーセとアロンンがイスラエルにたいする指導権を独占していると言って、モーセとアロンに逆らい、主のさばきを受けて死んだのですが(民16章)、その子孫たちは回復され、主の宮の門衛として主に仕える者とされたのです。罪を犯しても悔い改めて主に立ち返るなら、主は赦して、主に仕えることを許されるのです。主にあっては絶望はありません。オベデ・エドムというと、ダビデが主の箱をキリヤテ・エアリムからエルサレムに運ぼうとしたとき、ウザの割り込み事件が起こり、ダビデが恐れて、神の箱をオベデ・エドムの家に回したところ、主が彼の家を祝されたので、ダビデは安心して、神の箱を彼の家からエルサレムに迎えた、という出来事を思い出します(2サムエル6:1~12)。オベデ・エドムはそれまで知られていなかった人でしたが、押し付けられた神の箱を忠実にお守りし、その彼を主は祝福されたのです。彼は多くの子を与えられ、門衛のなかでも一番大きな集団を形成しました。主から与えられたつとめを忠実に果たす者にはより大きなことが任せられるのです(マタイ25:23)。門衛に選ばれたコラ族とメラリ族の人々以外のレビ族から、宝物倉の管理人が選ばれ、また多くのレビ人がイスラエル全国に送られ、それぞれの地で民の礼拝を導きました。それぞれ大事なつとめでした。

                           唄野隆



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