聖書一日一章メッセージ集



堺大浜キリスト教会聖書一日一章

                     1歴代誌 23章

「それは、彼とその子らが、とこしえまでも主の前に香をたき、主に仕え、主の御名によって、とこしえまでも祝福するためである。」
                    (1歴代誌 23:13)

ダビデは、自分の人生の終わりが近いことを悟り、ソロモンをイスラエルの王として国の安定をはかり、ついで主の宮の奉仕のためのレビ族の編制を行いました。イスラエル社会の基礎は主を礼拝するところにあったからです。彼はレビ族をみな集めひとりひとり数えました。レビ族をゲルション、ケハテ、メラリの三部族に分け、主の宮のいろいろな仕事、祭司としての奉仕、賛美の奉仕、そして、宮の門衛の奉仕を分担させました。祭司のつとめを果たすのはアロンの子孫たちでした。他のレビ族は、庭や脇部屋の整備や、供え物とするパンや穀物、その量をきちんと量ることなど、いろいろな役割を分担しました。たいへんな仕事もあれば、人目につかない雑用もありました。しかし、それらすべては、アロンの子らを助けて、朝ごとに主をほめたたえ、賛美するため、そして夕べにも同じようにするためでした。レビ人はイスラエルの人々が絶えず主を礼拝するのを助けたのです。イスラエルが主の民として確立され成長するか堕落して滅びるかは彼らの礼拝生活の確立にかかっていたのです。私たちもいろいろな奉仕を考えますが、そのすべてが主を崇め主を賛美することに向かっているかどうかが問われます。またレビ人はひとりひとり数えられました。彼らは、群れに分けてきちんと秩序付けられましたが、同時にひとりひとり大事にされました。私たちも、自分の召しを確信し、しかも独走せず、他の人々と調和を保って主に仕えることが大切だ、と示されます。

                           唄野隆



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