聖書一日一章メッセージ集
堺大浜キリスト教会聖書一日一章 1歴代誌 16章 「それから、レビ人のある者たちを、主の箱の前で仕えさせ、イスラエルの神、主を覚えて感謝し、ほめたたえるようにした。」 (1歴代誌 16:4) ダビデは、エルサレムに神の箱を運び込み、まず、全焼のいけにえと和解のいけにえを捧げました。全焼のいけにえはすべてをささげる献身をあらわすもの、和解のいけにえは主との和解の祝福を皆で分かちあい喜びあうものです。ダビデはイスラエルの民ひとりひとりにパンとお菓子を分け与えました。私たちも、主の救いを覚えるとき、感謝して自分自身を主に捧げ、その喜びを兄弟姉妹と分かちあいます。それから、ダビデは、レビ人、祭司たちがそれぞれの役目に応じて、主の前に、毎日の日課として、主に礼拝をささげるように整えました。日々、決まった時に、定まったように、主を覚えることは、私たちにとっても大切なことです。私たちは、日々、どのように主を覚え、礼拝をささげているか、機会があるごとに、その恵みを誰かと分かちあって、ともに主を喜び、賛美しているか、と問われているのを覚えます。その後、ダビデは、彼の聖歌隊によって、主を賛美しました。ここに記されているダビデの賛美は、いろいろな詩篇で別々に歌われているものをまとめたようなかたちで記されていますが、そこには、賛美の大事な要素が見事にまとめられています。それは、感謝して主を求めること(8節以下)、主のお約束を覚えること(15節以下)、すべての人々に賛美を呼びかけること(23節以下)、主に栄光を帰し(28節以下)、喜びをもって主に感謝すること(31節以下)、を内容としています。私たちも、この賛美に唱和したいと思います。 唄野隆 |