今日の聖書一日一章からのメッセージです
堺大浜キリスト教会聖書一日一章 2列王記 22章 「彼は主の目にかなうことを行って、先祖ダビデの道に歩み、右にも左にもそれなかった。」 (2列王記 22:2) マナセが死に、その子アモンが若くして死んだ後、僅か8歳のヨシヤがユダの王になりました。彼は信仰深い王に育ちました。祖父マナセは偶像礼拝に走った王でしたが、晩年になって悔改め、主を恐れて歩みましたから(2歴33:12−16)、そのマナセを見て信仰に導かれたのでしょうか。あるいは、母の名が記されていますから、母エデイダに信仰を育てられたのかもしれません。「彼は、主の目にかなうことを行って、先祖ダビデのすべての道に歩み、右にも左にもそれなかった。」と記されています。彼は、エルサレムの神殿が荒れているのを見て、その修理に力を注ぎました。書記シャファンを遣わして、宮の献金を宮の修理に当てるように命じ、祭司に修理の工人たちを信頼するように命じました。主を恐れ、また不信感から監督を厳しくすることによってではなく、人を信頼する政治を行ったのです。そういうヨシヤに主は、宮の修理のときに発見された律法の書を聞かせられました。シャファンがその書を読み上げるのを聞いたヨシヤは、衣を裂いて悔い改め、このことについて、主のみこころをうかがわせました。王の求めにたいし、女預言者フルダを通し、主は、偶像礼拝に毒されきったエルサレムとその民にわざわいが下ることを告げ、悔い改め、自分たちの罪のために泣いたヨシヤには生きてその災いを見ることはない、と語られました。ヨシヤの悔い改めを引き出し、彼の生きている間、災いを差し控えられた主の愛と憐れみが心に迫ります。 唄野隆 |