聖書一日一章メッセージ集



堺大浜キリスト教会聖書一日一章

                     2列王記 9章

「これは、主がそのしもべテイシュベ人エリヤによって語られたことばのとおりだ。」
                     (2列王記 9:36)

少し前に、エリヤは、神の山ホレブで、エリシャをエリヤの後継者に、ハザエルをアラムの王に、エフーをイスラエルの王にせよ、との主のおことばを聞きました(1列王19:15,16)。エリヤはエリシャを彼の後継者にしました。前章で、エリシャがハザエルに、あなたはアラムの王になると告げ、そのとおりになったことを学びました。この章では、エリシャが弟子の預言者に命じてエフーをイスラエルの王とするという主のみことばを告げさせたことが記されています。このことを聞いたエフーの仲間の隊長たちは彼を支持し、エフーはヨラムにたいして謀反を起こしました。イスラエル軍のなかにアハブ王朝にたいする不満が行き渡っていたことがわかります。エフーは軍をひきいて王宮に向かいました。ヨラム王とヨラムの病気見舞いに来ていたユダの王アハズヤは、何事かと思って一緒に出かけ、昔、ヨラムの父アハブと母イゼベルがナボテを殺して奪い取ったナボテのぶどう畑でエフーと出会いました。そこでエフーはヨラムを殺し、エリヤが、ナボテを殺して彼のぶどう畑を奪ったアハブに主の報復を告げたみことばが実現しました。アハブの娘を妻にしていたアハズヤも別の所で殺されました。イゼベルに対しても同じ主の報いがありました。すべて主が語られたとおりでした(1列王21:21〜23)。主のみことばは必ずそのとおりになります。恐ろしいことです。しかし主が私たちに約束された救いのお約束もそのとおりになるのです。感謝です。

唄野隆



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