聖書一日一章メッセージ集



堺大浜キリスト教会聖書一日一章

                     2列王記 8章

「彼はアハブの家の者がしたように、イスラエルの王たちの道に歩んだ。アハブの娘が彼の妻であったからである。」
                     (2列王記 8:18)

エリシャは、先にその子を生き返らせたシュネムの女(4:3以下)のことをいつも気にかけていて、その地に飢饉が来ることを知ると、彼女に他の所へ行くように勧めました。彼女はそのことばに従ってぺリシテ人のところに難を避け、帰ってきたのは、ちょうどエリシャの従者ゲハジが彼女のことを王に話しているところでした。王は彼女の財産をすべて彼女に返してやるように命じました。主は、主の民のことを気にかけてくださるのです。その後エリシャはダマスコを訪ねましたが、アラムの王ベン・ハダデが自分の病気が治るかどうかを聞くために、家臣のハザエルを遣わしてきました。エリシャは、ハザエルに、王には直ると言え、しかし彼は死に、ハザエルがアラムの王になる、と告げました。ハザエルは、帰って、ベン・ハダデを殺してアラムの王になりました。主は以前、エリヤに、エリシャを彼の後継者に、ハザエルをアラムの王に、エフーをイスラエルの王にせよ、と命じられましたが(1列王19:15〜16)、ここで、エリヤの後継者になったエリシャが、ハザエルがアラムの王になると告げ、それが実現したのです。主のみことばは必ずそのとおりになります。その頃、ユダではヨシャパテの子ヨラムが王となりましたが、彼はアハブの娘を妻に迎え、その子のアハズヤはアハブ家の婿になって、イスラエルの王たちの道を歩みました。それは、アハブ家に対するさばきに巻き込まれる滅びの道でした。どんな人とくびきを共にするかが問題です。

唄野隆



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