聖書一日一章メッセージ集



堺大浜キリスト教会聖書一日一章

                     2列王記 1章

「あなたがたがエクロンの神、バアル・ゼブブに伺いを立てに行くのは、イスラエルに神がいないためか。」
                 (2列王記 1:3、6,16)

アハブが死んで、その子アハズヤが王になりました。彼は父アハブの道、母イゼベルの道、そしてネバテの子ヤロブアムの道に歩みました。偶像を拝み、主の前に悪を行ったのです。彼が王位に着くとすぐモアブがそむきました。彼自身は屋上の部屋の欄干から落ちて病気になりました。病の不安の中で、彼はエクロンの神、バアル・ゼブブにお伺いを立てる使者を遣わしました。そのとき、主は、主の使いをエリヤに遣わし、アハズヤの使者に、「あなたがたがエクロンの神、バアル・ゼブブに伺いを立てに行くのは、イスラエルに神がいないためか。それゆえ、主はこう仰せられる。あなたは上ったその寝台から降りることはない。あなたは必ず死ぬ。」と告げよ、と言われました。アハズヤは帰ってきた使者の報告から、それがエリヤだと悟り、50人隊を送って、エリヤを呼び寄せようとしました。50人隊長は、神の人よ、と呼びかけながら、王の権威によってエリヤに出頭を命じました。天からの火が彼らを焼き尽くしました。それが答えでした。同じことが2度繰り返され、3人目の50人隊長は、エリヤの前にへりくだり、憐れみを求め、アハズヤのところに来てくれるように懇願しました。エリヤは出かけ、アハズヤに主のメッセージを語りました。そのことばどおりアハズヤは死にました。偶像に頼るのではなく主に立ち返るように働きかけつづけてくださる主の熱い思いが迫ってくるのを感じます。今も主は、私たちに、そう語りかけておられるのです。

唄野隆



Copyrihgt© 2004-2014 Sakai Ohama Christ Church All rights reserved.