聖書一日一章メッセージ集



堺大浜キリスト教会聖書一日一章

                     1列王記 18章

「私の仕えている万軍の主は生きておられます。」
                    (列王記1 18:15)

イスラエルに雨が降らなくなって3年たちました。民は苦しみました。主は、人にたよらず主によって立つように訓練されたエリヤをイスラエルに遣わされました。雨を降らすから、アハブに会いに行け、とエリヤに言われたのです。王アハブも水を求め、ひそかに主を恐れていた重臣オバデヤと手分けして水のあるところを探していました。エリヤは、オバデヤを通してアハブに会い、彼に、450人のバアルの預言者とアシェラの預言者400人を集めよ、彼らの偶像と、イスラエルの主とどちらが神であるかをはっきりさせよう、と迫りました。民が集まったとき、エリヤは、「あなたがたは、いつまでどっちつかずによろめいているのか。もし、主が神であれば、それに従い、もし、バアルが神であれば、それに従え。」とイスラエルの民にチャレンジしましたが、民は黙ったままでした。エリヤは、この民の前で、偶像の預言者たちに、いけにえを祭壇に乗せて、祈り、火をもって答える神こそ真の神であるとしよう、と挑戦しました。偶像の預言者が全く無力であることが明らかになったとき、エリヤは主の祭壇を建て直し、主に、火をもって答え、主こそ神であることを示してください、と祈りました。主は彼の祈りに答え、火が下っていけにえを焼き尽くしました。イスラエルは主を恐れました。そして主は雨を降らせてくださいました。この変化は、エリヤが万軍の主を真に恐れ信じたところから始まりました。一人の人が本当に主を知り、主を信じ、主を愛し、主に従うようになるとき、大きな変化がもたらされることを覚えます。

唄野隆



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