今日の聖書一日一章からのメッセージです
堺大浜キリスト教会聖書一日一章 1列王記 13章 「このことがあって後も、ヤロブアムは悪い道から立ち返ることもせず、・・・。」 (列王記1 13:33) イスラエルの王となったヤロブアムは、イスラエルの人々人がエルサレムの主の宮に引かれて自分を離れることを恐れ、偶像をつくり、ひとつをベテルにもうひとつをダンに据え、自分勝手に祭司を任命しました。イスラエルを自分のところにひきつけておこうとしたのです。自分のために神を利用する生き方で、主のみこころに反することでした。主は預言者を送ってヤロブアムに悔い改めを求められました。彼はヤロブアムの造った祭壇は裂けると宣言し、ダビデの子孫ヨシヤが偽祭司たちの骨をこの祭壇の上で焼く日がくると預言しました。怒って、彼を捉えよ、と命令したヤロブアムの手はしなび、祭壇は裂けました。ヤロブアムはとりなしの祈りを求め、主は彼の手を元通りにされました。ヤロブアムはその預言者をもてなそうとしましたが、預言者は、主がこの地での飲食を禁じられたからと、ヤロブアムの誘いを断わりました。ところが、その地の一人の老預言者が、この預言者の言動に感動し、彼に好意を示そうと思い、御使いが彼を招待するように言われたと偽って、彼を連れ帰り、接待しました。預言者は、老預言者のことばを信じて彼の招待を受け、帰途、獅子に食い殺されました。主のみことばは必ず成ることが示されたのです。主はこういう事実を見せて悔い改めを求められたのに、ヤロブアムは悔い改めませんでした。心を頑なにするな、偽預言者を警戒せよ、偽預言者になるな、主のみことばをしっかり守れ、と主が語ってくださるのを覚えました。 唄野隆 |