聖書一日一章メッセージ集
堺大浜キリスト教会聖書一日一章 1列王記 5章 「今、私は、私の神、主のために宮を建てようと思っています。主が私の父ダビデに・・・と言われたとおりです。」 (列王記1 5:5) ソロモンが王位に着くと間もなく、ダビデ時代から友好関係にあったツロの王ヒラムが祝福の使いを送ってきました。それで、ソロモンは、彼に、“父ダビデは、宮をたてることを願いながら、回りから戦を挑まれていたので、宮を建てることができなかった、しかし、そのおかげで、今、私は平和を得ている、だから、主がダビデに言われたとおり、主の宮を建てる、ついてはレバノンの杉材を送ってもらいたい、そのための労働者の賃金は私が払う”と言いました。このソロモンのことばのなかに、主の御計画のうちにそれぞれが果たすべき使命があるという認識と、私の使命は宮を建てることだという自分の召しを感じ取っていたことが示されています。主にあって大きなビジョンを見、その中で自分の果たすべき使命を確信を持って受け止め、それに邁進することができるのは大きな恵みです。私もそんな人生に導いてください。と祈りました。ソロモンは、主のために最善の宮を捧げたいと思い、自分の国では得られないレバノンの杉材を求めました。しかし、そのための労働者の費用は自分が負担すると言いました。自分も犠牲を払う覚悟を示したのです。ヒラムは承知し、食料を求めました。ソロモンは大量の食料を毎年、提供しました。宮の建設のための労働者は大勢でしたが、彼らは、外国での労働と国内での作業に、また作業内容によって、担当を分けられ、監督者によって組織的に働くように整えられました。これもソロモンの知恵によることでした。 唄野隆 |