今日の聖書一日一章からのメッセージです
堺大浜キリスト教会聖書一日一章 2サムエル記 6章 「あなたの父よりも、その全家よりも、むしろ私を選んで主の民イスラエルの君主に任じられた主の前なのだ。私はその主の前で喜び踊るのだ。」 (2サムエル記 6:21) イスラエルの王としてのダビデの王権が確立したとき、ダビデは真っ先に、神の箱をダビデの町に迎えようとしました。ところが、神の箱を牛車に乗せて運び出し、牛車がひっくりかえりそうになったとき、手を伸ばしてそれを抑えようとしたウザが、打たれて死にました。神の箱は、神聖なものとして、祭司が肩にかついで運ぶように定められていたのですが(民4:15)、主に対する恐れを欠いたままで事を進めたことから起こった事故でした。主は聖なる御方で、主に関わることは軽々しく、人間と同じように扱ってはならないのです。ダビデは恐れて、神の箱をオベデ・エドムの家に回しました。主はオベデ・エドムの家を祝されました。そのことを聞いて、ダビデは神の箱を、こんどはかついで、ダビデの町まで運ばせました。よほど嬉しかったのでしょう、主の箱をかつぐ者が6歩進むごとに肥えた牛をささげ、ダビデは身もあらわにして踊り狂いました。それを見たサウルの娘でダビデの妻ミカルが、ダビデをおとしめるようなことばを投げつけました。そのときダビデは、「私を選んで主の民イスラエルの君主に任じられた主の前なのだ。私はその主の前で喜び踊るのだ。」と答えました。ミカルは人目を恐れたサウルの娘でした。しかし、ダビデは主を前にしていたのです。ダビデは、後に、私はいつも目の前に主を置くと言いました(詩篇16:8)。私もそうします、と祈りました。 唄野隆 |