聖書一日一章メッセージ集



堺大浜キリスト教会聖書一日一章

                   1サムエル記 12章

「あなたがたは、このすべての悪を行なった。しかし、主に従い、わきにそれず、心を尽くして主に仕えなさい。」
                  (サムエル記1 12:20)

サウルがアモン人を打ち破り、イスラエルがサウルを王としたとき、サムエルは、イスラエルの人々に、“今までは自分がイスラエルを指導してきたが、今、王が立った、これからは、イスラエルはサウルの言うことを聞くのだが、今までの自分の指導に間違いがあり誰かに害を与えたことがあったら、それをサウルの前で訴えよ、私は償いをする”と言いました。民は、“何もない、王がその証人だ”と言いました。その後、サムエルは、イスラエルに語りました。“イスラエルは代々、主に逆らい、他の神々を拝んで、大きな災いを身に受けたが、苦しみの中から主に叫ぶと、主がさばきつかさを起こして助けを与えてくださった、しかしアモン人の王ナハシュに攻められたとき、イスラエルは、主が主であるのに、王が私たちを治める、と言って、主に罪を犯した”と。そのとき、主は、雨の降らない時期なのに雷雨が来るという奇跡を見せて、主がサムエルとともにおられることを示されました。民は自分たちの罪を認め、サムエルにとりなしの祈りを求めました。 サムエルは、「あなたがたは、このすべての悪を行なった。しかし、主に従い、わきにそれず、心を尽くして主に仕えなさい。」と言いました。罪を犯したときは、ごまかさず、罪を取り返すために自分で何かをしようとするのでもなく、すなおに罪を認めて告白し、ただ、主を恐れ、心をつくし、誠意をもって主に仕え、主がしてくださることをしっかりと見分けることが大切なのだ、と示されたのです。

唄野隆



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