今日の聖書一日一章からのメッセージです



堺大浜キリスト教会聖書一日一章

                    1サムエル記 6章

「だれが、この聖なる神、主の前に立ちえよう。」
                   (サムエル記1 6:20)

イスラエルは主を軽んじ自分たちの戦争に神さまを利用しようとして神の箱を持ち出し、戦いに敗れ、神の箱を奪われました。神の箱を奪ってイスラエルの神に勝ったと思い神の箱を自分たちの神ダゴンの前に置いたペリシテ人は、ダゴンが神の箱の前にうつぶせに倒れているのを見、その町々では多くの人々が腫れ物で死にました。彼らは神の箱にイスラエルに戻ってもらおうとしました。彼らは、イスラエルでは神さまにたいして罪過のいけにえをささげることを聞いていましたから、神の箱に、自分たちの町と領主の数だけの金の腫れ物の像と町々の数の金のねずみの像をそえて、新しい車に乗せ、子持ちの牛を車につなぎ、子牛は牛小屋に残し、牛の行くままにさせました。イスラエルの神に対する恐れと疑いと不信の入り混じった気持ちがよく現われています。牛は、まっすぐにイスラエルの町ベテ・シェメシュに向かい、ヨシュアという人の畑で止まりました。主はペリシテ人にも御自身が主であることを示されたのです。ベテ・シェメシュのイスラエル人は喜び、その車の木を燃やし、その牛を全焼のいけにえとしてささげました。しかし、彼らも主にたいする恐れを欠いていました。箱の中をのぞいたので、多くの人々が死にました。そのとき、彼らは「だれが、この聖なる神、主の前に立ちえよう。」と告白しました。イスラエルの人々は、なお、主に対する恐れを学ばなければならなかったのです。主は、私たちが主を聖なる神としておそれ、さらに自分の救い主また主として信頼し愛することを望んでおられるのです。

唄野隆



top